左官
 
セメント・砂・混和材を混ぜ、水を加えて練ったモルタルを下地に樹脂系の素材・漆喰・珪藻土を上塗りする方法。
仕上げは素材を吹き付けたり、コテやローラーなどで多様な表情をだしたものなどがある。近年多く取り上げられる珪藻土から、昔から日本で使われてきた土を混ぜ込んだもの、漆喰などの種類があります。洗い出しなど床仕上げとしても使います。金額的には少し高めになりますが、雰囲気も良く頻繁に選択しています。
 
珪藻土は植物性プランクトンの遺骸が蓄積されてできた土をさします。調湿・保湿性があり、耐火・断熱性能に優れています。有害物質の吸着・脱臭も期待できるとされ、土に還る素材なので環境にも優しいといわれています。
 
漆喰は消石灰に草本や海藻から得る接着剤、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、水で練り上げた塗り壁の材料。防水性・吸放湿性能が優れており、カビや細菌も発生しにくい素材です。